春休みの旅行

旅行といっても、まずはお決まりのシドニーへ。
木曜日の12時に出発。


30分ぐらいは時短できるかと、ハイウェーではなく山の中を通る道を走ったら、息子、げろ2回。


ロスターという町で、お茶。オーガニック風のお店で、おいしいお茶とケーキだった。息子復活。


シドニーへ着いたのは午後7時。


次の日、金曜日は詠美の新体操の大会。ポールが車で連れて行ってくれた。


残った私とはんな、義姉1に連れられて、買い物と散髪。
お姉さんに急かされて、あまり買い物ができなかったが、お昼に食べた日本食はすごくおいしかった。私はブリの定食、はんなは刺身定食。


息子は朝6時から、「電車!!」を連呼。
義姉2は優しいので、そのたびに、アパートからすぐの駅へ連れて行ってくれる。
なので、息子、義姉2さんにべったりして、一日中「電車」「バス」を叫ぶ。
私たちが買い物中は義姉2にバス、電車に乗せてもらう。
昼寝もすっ飛ばして、ずっと乗り物放題の一日。



詠美は残念ながら、個人種目で入賞せず。



土曜日。詠美はグループ演技のため、また大会へ。ポールはまたお付き合い。
グループ演技は2位、2位、1位と、3個メダルを取る。
楽しいし、グループ演技は対抗するチーム数が少ないので、メダルが取れやすくて、お得。本人もご満悦。



私とはんなはパティントンマーケットへ行く。
(その間も義姉たちは息子をバスや電車に乗せて遊んでくれた)


パティントンマーケットはシドニーでも一番有名なぐらいのマーケットなので、本やうわさでは「観光客用になって高くて、面白くない」などという評価を良く聞いた。
なので、6年間の間、一度も訪れたことがなかった。


しかーーし、私としては、今までのマーケットの中では一番ぐらい良かったと思います。
高いけど、質もいいわけよ。
普通のマーケットでは味わえない質の高さ。

入り口近くでまず目に入ったのがカラフルな色使いの絵。
話を聞いてみると、有名な少年天才自閉症児の絵だそうで、お母さんが必死に説明してくれた。出身はマレーシアで4年前オーストラリアに移民してきたそうだ。名前はPing Lian Yeak。とても興味があったが、一枚数百ドルするので、考えてから、ウェッブで買います、と言っておきました。
今年、日本でも展覧会があるそうです。 

中に入っていくと、骨董レースを使った子供服を売っていた。
一目で「かわいい!」というドレスがあり、はんなと私でほれ込んでしまった。
はんな「6年生のパーティーで着たい!」というので、
それもそうね、と買った。
が、、、よく考えたら、はんなはまだ5年生じゃん!
はめられた。6年生だと思い込んでいた、そんな私も馬鹿なんだけど。


おなかがすいたので、フードストールへ行くと、ヒマラヤ料理が。一見普通の焼きそばと春巻きをオーダー。
「ソースはどれにしますか?」
と日本人の売り子さんが。私は一見して日本人だとわかるのですね。
タマリンドのソースと、ヒマラヤ風の辛いソースと、ヨーグルトのソースがありますが」
悩む私は3種類ともいただく。


この、春巻きとソース、すごくおいしかった。びっくりした。

焼きそばも、野菜がしゃきしゃきしていて、うまーーい!


はんなが買って食べていたフレンチフライも普通のとぜんぜん異なり、クランチーなのに、口の中でフワっととけていくような食感。


マーケットの食べ物にしちゃー、上出来だよー。


マーケットを見終わって、オックスフォードストリートを歩きながらお店を見て回る。
ここら辺は新しい「ファッション」ブランドが次々と生まれるいわゆる、一番かっちょいー町らしいんだ。
それぞれのお店に個性があって、本当に楽しかった。
服、ひとつでもこんなに違う素材、形、色があるのかーと、見ても、見ても飽きなかった。


ビーニーといって、リサイクルした服を安く売る、チャリティーのお店があるが、さすが、オックスフォードストリート。
服の並べ方、選び方が違う。アーミデールなんて、おばあさんくさいものが多い。
ここで10ドルのワンピースを買う。


もっと、もっと見て歩きたかったが、さすがにはんなが「疲れた」と足を引きずり始めたので、帰えることにした。


詠美も満足、恵文も満足、そして、私とはんなも大満足の一日。ポールは・・・一人詠美の演技をチラチラ見ながら、論文を読みながら時間をつぶした一日であった。


続きはまた今度。