シドニーの旅

日本食レストランにて

何回目のシドニーへの旅だったのだろうか。相変わらず、楽しい旅となりました。


木曜日に出発。車の中で2度ほど吐くエヴン。車酔いがひどくなってきました。


シドニーに着くと、一足先に行っていた娘たちが迎えてくれました。おばあちゃんやおばさんにおいしいレストランや買い物へ連れて行ってもらって、大興奮。


金曜日、今回の旅の主目的である、新体操の大会へ出かける。シドニーから1時間ちょい離れているゴスフォードという海辺の町で開催されました。ウォーミングアップから3種目競技が終わるまで3時間以上はかかるので、エイミのことはポールに任せて(私は娘の演技を見ると緊張してしまう)、とても5分と持たないであろう息子とはんなの時間をつぶすために、私は二人を「レプタイルセンター」(爬虫類センター?)へ連れて行きました。


本物!?
            
               
これは本当に本物。


生き物に興味を持ち始めた息子も、小学生のはんなも大いに楽しみました。
手ごろな広さなので、私も疲れなかったし。
ワニの池で餌をやるのを見たり、蛇やトカゲ類がいっぱい。その他オーストラリアの主要なネイティブ動物がそろっていたし、見ごたえもありました。3時間調度つぶせた。


大会会場へ戻ると終わっており、結果は・・・入賞なしだったので、みんなちょっと残念に思いましたが、せっかく来たからからと、水辺でフィッシュ&チップスを食べてからシドニーへ帰りました。


息子の髪、まだ長い。

土曜日。道順もわかったしということで、新体操の2日目の大会はポールとエイミだけで出かけていった。
私はシドニーでの第二の目的を達するために、出かける。
まずは、チャッツウッドにある(うろ覚えだったが)子供用の散髪屋を探し当て、息子の髪をさっぱりさせた。子供用の椅子があって、その前には水槽があって、偽物の魚がくるくる泳いでいる。おもちゃも手に持たせたりして、気を散らしながらパパッと切ってもらいました。最近は私がはさみを出すだけで騒いで暴れまわるので、ちっとも散髪ができないでいたのだ。伸びきった髪のせいで、たまに(特に中国人の方からは)女の子?と聞かれることが多くなっていた。
これで、半年は持つ。彼の髪はなかなか伸びないので。
その散髪屋はおもちゃ屋に併設されているので、おばあちゃんから車のおもちゃも買ってもらって、ご機嫌な彼である。


第二の目的は日本食を手に入れることだ。
最近流行り(アーミデールの数家族だけで)のカルピスを大量買い。その他料理酒やレトルトカレーなど、とにかくたくさん買い物しました。


ラーメンを食べてからアパートへ戻ると、エイミから電話が。


なんと、ペアの競技で・・・奇跡の1位!!
しかもSちゃんと。
実は、昨日の個人競技で同じグループのMちゃん、Lちゃんはすでにいくつかのメダルをもらっていた。
Sちゃんとエイミは何ももらっていなかったので、ちょっとかわいそうだった。
その地味な二人が今回強敵レイクサイドの双子にも勝って1位とは!!
アンビリーバボー、とはコーチや親でさえ思ったよ。(すまんが)
とにかく、最終日にちょっと華を添えてもらえて、良かったね、二人とも。
親もちょっとは救われた思いだ。シドニーくんだりまで来て二日間も付き合ったんだから。(・・・主にポールが、だが)


みんなで喜びあっているところ。麗しい。



夕食は私の大好きなロックスにある北京料理屋へ連れて行ってもらった。
やっぱおいしい。息子も昨日のレストランでは途中で飽きて大騒ぎで大変だったが今日は良く食べ、おとなしかった。食事の趣味が私と合うようだ。
今回、ポールの家族と食事をして、しみじみと、彼らは南方中国料理が好きなんだなあと思った。米っぽいのとか、汁っぽい、そして味はあっさり系。
それに対し私(日本人だが)北方中国料理が大好き。小麦粉系、こってり味。(だから私は太め!?)



   


       
息子の髪、短い。

例;飲茶で餅(ビン、小麦粉で作られた野菜などの挟まったパンケーキのぺらぺらみたいなやつ)を売りに来た人に、ポールの家族は即、「いらない」と三人そろって言っていたが、実は私はそれがとーーっても食べたかった。
反対に「これはうまいよ」と大お勧めの鶏の塩蒸し?は私にはさっぱりしすぎでいまいち良さがわからなかった。など。



日曜日。
乗り物大好きな息子のために、電車、フェリー、バスなどに乗って町をぶらぶらした。シドニーはぶらぶらするだけでも、きれいな建物やハーバーなどが見られて楽しい。
駅でチケットを買うとき「日曜日はファミリーデーなので乗り放題です」と言われた。てっきり電車だけかとおもったら、それでフェリーもバスも乗れたのだ。知らずに、フェリーでまたチケットを買ってしまったアホな私たち。
息子は結局、バスが一番のお気に入りだということが判明。
町でバスをみると、追っかけて乗り込んでしまいそうになるほどの勢い。


昼食の後、シドニーの家族にお別れをして、一路アーミデールへ。
といっても、今回は途中の町(小さい)グロッセスターへ一泊することに。
シドニーから3時間のこの町で、日本人の奥様、オーストラリア人のご主人が(娘3人)B&B(ベット&ブレックファースト)を経営されている。
一度アーミデールでお会いした時、ハンナがそこの娘さんととても仲良くなり、今ではペンパルになったので、一度はお邪魔したいな、と思っていたのだ。
B&Bは自宅を開放して宿泊してもらっている、という雰囲気でとても家庭的でした。
お宅は小さな丘の上で、360度いい景色。
子供たちは始めから最後まで仲良く遊んだーー。(モデルごっこなど!?はんならしい)
私も日本語で奥様(名前が私の同じ)とおしゃべりをたくさんして、楽しかった。



             

次の日の朝もゆっくり支度をして、アーミデールへ向けて出発。
3時間で到着。二回に分けて運転したので、子供たちも疲れず、酔いもせず、良かった。
この5日間で車は1500キロ走破。


最後の落ちは、火曜日から始まると信じて疑わなかった学校が、月曜日から始まっていたことだ。娘たちは一日休んでしまった!


明日から、春休みも終わり、私たちも普段の生活へ戻るわけですが、最終学期に入ります。
エイミにとっては本当に小学校最後の学期。
キャンベラ旅行など、大きなイベントも詰まっているので、忙しい2ヶ月になりそうです。