2007 選挙

今日はオーストラリアでの大事な選挙日です。ここ数週間、二大政党、労働党とリベラル党の党首がキャンペーンを繰り広げていました。
毎日、色々な公約(内容はとても具体的。例えば:税金を何パーセント減らします、病院をどこそこに建てます、とか)を小出しにしながら有権者の人気を取ろうというやり方。私のような者にでも分かり易く、しかも実際に当選した場合、かなりの割合で公約を実行するらしい。有権者も自分の票が生活に影響するのが実感できて、ある意味日本より選挙は面白いと思う。

それにしても、クリスチャンデモクラティック党の公約にはムッとさせられた。「イスラム教の移民のビザ発行を差し控えよう」なんてのがある。最初、私の英語力の無さで、誤解しているのかと思った。ポールに聞くと、やっぱりその通りだと言う。理由は「彼らだけで固まって、社会に溶け込もうとしない」とかなんとか・・・。なんだよそれ。ただの人種差別。
白人だって、他の人種に溶け込んだことがあるのか?ないでしょ。こんな党に入れるのは、年寄りの白豪主義者ぐらいなもんだ。
ポールに「私だったらこんな党に入れないね。」と言っておいた。教会に行っているというだけで、”クリスチャン党”(他にもキリスト教系の党がある)に入れなくてちゃ、なんて思わなくてもいいんだよ。ポール君、よ〜く考えて入れてきてね。

投票所の1つが詠美たちの学校になっている。そこへポールは行っているわけだが、そこでは、小学校の資金集めのために、お母さんたちが作ったお菓子を売っています。なんかお祭りみたいだね。小学校のため(いや自分のため)に「お菓子を買ってきてね」と頼んでます。

オーストラリアの選挙の仕組み→/1119_10.html
http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2007

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追加。今、エヴンが眠そうなので抱っこして字を打っていたが、彼は目を閉じてほぼ睡眠に突入の頃、「グフ、グフ」と笑い出した。思い出し笑い?いい夢でも見ているのか・・・怪しい笑い声は続く・・・・。グフ、グフ・・・