嵐の日

今日は、オーストラリア内陸では7年ぶりぐらいの良い雨が降った、めでたい日でした。

我が家もちょっとした嵐かな?


朝一で、詠美のピアノのコンペティションへ。
彼女にしては間違えもなく、のっぺらぼう的な演奏ではあったが良くやったと思います。

でも、やっぱり何も賞をもらえず、本人、ちょっとがっかり。(先生もちょっとがっかり? ウーファー先生、お世話になりました)

他の部の子どもたちも観察してみて、こちらの審査員の基準が段々とわかってきました。
曲の難易度は多少考慮に入れるものの、あまり重要ではない。
その曲の味や自分の味がよく出ているか、良い音、良い指のタッチ、リズムの正確さ、などが評価の対象。
言ってみれば短い曲であろうが、長い曲であろうが、その曲の完成度が大事。印象に残ることも大事かな。(面白みのある演奏で)
前回のはんなの時にも見られたドラマがまた再現。
バッハの小難しい曲を弾いたアジア人の子がいたけれど、2位になった。
その子の顔がみるみる泣きそうになったのを私は見逃さなかったぞ。
親もがっかりって感じ。(2位ならよかろうに)
詠美と同じ部で一位の子の曲は技術的には簡単系。
だけれど、味がよく出ていて、音もきれいだったような気がしました。

これからの詠美のピアノの練習にも役に立ちそう。
楽譜をなぞったような「弾いてやったぞ」的な態度は十分ではない。
基本に忠実にまた、曲の感じをつかんで演奏する、そういった気持ちを持たせるようにね。

っつーか、練習やらせるだけで精一杯なので、そこまで配慮できそうもないが・・・・。

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ピアノが終わったのが10時半前。
その後、友達の家へ行こうと思ったが、計画を変更してはんなのクロスカントリーを見に行く。段々と雲が怪しくなってきて、ちょうどはんなたちが走っている時に雨が降り出した。ちなみにはんなは57番でした。(70人中)
その後雨は激しさを増し、私もポールもはんなもびしょぬれ。
寒さにべそをかき始めるはんな。
このまま家に連れて帰ろうと決める。(本当だったら学校までバスが連れて行ってくれる)
先生を探すにも一苦労。雨の時の用意がないのか?雨宿りの人で会場のテント内は混乱を極めている。

なんとか帰ってきて、みんなシャワーを浴びて、ポールは在宅で仕事。


ふう。
今日もお疲れさん。

夕飯は友達の家で。料理しないだけ、助かるなあ。