なんちゃってドロボー事件

隣のケンさんが、「お宅の屋根に木の棒が刺さっているし、どうも瓦が割れている様に見えるよ。」
とのことでしたので、ポールは屋根に上がって点検。
確かに変な棒が刺さっていて、瓦が割れていた。
どこからこんな棒が屋根にあがったのかわからない。
ケンさんは「まるで我が家から矢を射たかのようだ」なんて言うもんだから、ポールは気味が悪くなる。
 
ふっと気付くと、デッキにおいてあるはずのパラソルがなくなっている!

すっかりポールは動転して、「これは誰かの仕業だ。パラソルを盗んでいったな。ついでに屋根にいたずらしたのかな・・・」

なんて言い出すもんだから、子どもたちが怯えて泣き出す始末。

私は「変すぎる・・・」と思った・・・。

屋根に刺さっていた棒をよ〜〜く見ると、パラソルの一部ではないか。

あっ、もしかして強風でパラソルが飛んでいったのでは。

ポールが急いで外を点検しに行くと、ケンさん宅とは反対側の隣の家の庭に、めちゃくちゃになったパラソルが・・・。

嵐の仕業でした。
あんな重いパラソルが我が家の屋根を飛び越えて隣まで飛んでいってしまったなんて・・・
危険でした。

このパラソル200ドルもして、気に入っていたのに、たったの1年の寿命でした。(泣)