英語の進歩

子供たちの英語の進歩はいいことなんだけれど、

弊害①
今まで日本語で会話をしていたので、他人についてのコメント「あの人太ってるね」などといったことを平気で話せた。子供たちが英語で話し始めたので、「ルック!ザットマン!」などといって「ヒールックスライク サンタクロ−ス」なんてやるから冷や汗だ。

弊害②
英日が入り混じるのでわかりにくい事も。(特にはんな)お友達を家に呼びたいという話題から「コットニーも咬むし、」...咬む?よく聞いてみると come のことでした。混ぜるとわかんないじゃん。

「スネオみたいな虫でおうちがついてないやつ」何それ。スネオ?ドラエモンを想像しちゃったけれど「スネイル」つまりカタツムリのことでした。ナメクジを見つけていたってわけ。

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話し変わって・・・
オーストラリアの公立大学は最近、独立経営をしなくちゃいけなくなって、結局のところ、外国からくる留学生から資金を集めているということになっている。
これで、かな〜り大学は沢山の問題を抱えることになった。というのも、多くはアジア系で、英語習得や学問習得目的というよりは、外国での資格、ディグリーが目的なのでカンニングの大嵐なのである。オーストラリアの文化を吸収、なんて気持ちのある学生は非常に少なくて、まんまと卒業できたらそれでOK。試験や論文もお金を払って他人にやってもらったりしているわけ。スタッフやまじめな学生からは文句がでているが、なにせ厳しくしてしまうと学生が来てくれなくなる、、、経営面からいくとどうしても甘くなってしまうというわけ。
うちもそういった学生からのお金で生活させていただいているからなんともいいずらいけど、、、、、やっぱ良くない傾向よね。
今日は私のクラスでもテストがあったんだけれど、中国人の学生がお互いに見せ合いっこしたり、中国語で答えを言っていたり・・・。まじめな日本人の学生は先生に「これはおかしい」と訴えていたけれど、先生も「子供じゃないからねえ・・・。あまり子ども扱いもできないし。」とウヤムヤ。
大学の経営はやっぱり国が守るってのも大事だなあ。