反省会

ここのところ、時々考え始めてはいたが、昨日は決定的に思った。


もしかして、私の子育てはちょっと間違っていたのではないか、、、と。


今まで、なるようになれ、的な育て方をしてきました。大きくなれば、自分でやらなければいけないことはわかって、やってくれるだろう、と。



特に、勉学に関しては「勉強だけが大事」と教えたくな、という気持ちが強すぎて、(本当はハラハラしているのだけれど)なるべく見て見ぬ振りをしていた。


ポールお母さんは毎日子供たちが宿題をやり終わるまで台所のテーブルに全員を座らせて、厳しく宿題をやらせていたそうだ。
そのことを、どちらかというと私は良くないと思っていた。
自分の将来だし、自分の勉強だから、親にやらされてるなんて、どうかしている、と。


しかし、だ。



ここはオーストラリア。
公立の学校は子供に対する期待度が低いので子供たちは目標もないままに漂って生きて行く。


日本などのアジアではすでに学校が勉強の道筋を教えてくれる。
どこへすすむかもはっきりと教えてくれる。
テストもちょくちょくあるから、自分がどのへんなのかもわかる。


なによりも、がんばって目標に向かうことの必要性が身に付く。(かな?)

たまにそれは厳しい現実で、辛いと感じる子供もいるでしょう。

(目標もなくてダラダラすごす青春時代もむなしいものです。)


社会のシステムの中で頑張ることを強いられるのは大変だけれど、親がしなくていいのが利点だ。


ここ、オーストラリアでは学費の高い私立校へ行かせない限り、子供への親の役割や仕事が多い。


子供に干渉するのがいやなのに、しないといけないことになっているのだなあ。



スリランカから25年前に移民して来た大先輩に話を聞いたら、

「親がチェックしないとだめだよ、ここでは!」ときっぱり。
「子供は大学へ行くまでは、親のサポートが大切。帰宅したあとの毎日の生活に勉強を取り入れてやらせないとだめだし、先生にもプレッシャーをかけないと色々やってもらえないよ。親が興味を示すと学校の先生も協力的なるから。」


親の積極性がかなり影響するらしいーーー。やだやだ。



しかし、詠美と過ごせる日々も短くなってきたし、いっちょ、がんばりますか。(本当か?)
後悔が残らないためにも、、、。



はあ。(ため息)