適任

昨日詠美は帰ってくるなり、嬉しそうに学校の話をしてくれた。
「一日中タイから来た、新しい子の面倒を見ていたのよ」
「英語はちょっとしか出来ないの」
「お弁当が足りなさそう、明日彼女の分も持っていてあげたらいいかしら」などなど。
「その子がお母さんに言ってもっと持ってくるようになるから、詠美があげなくてもいいんじゃない?」と言いましたが・・・。

「先生は私を選んだんだよ。私だとどうしていいかわかるからさ。モニカはフィリオピン人だけど、オーストラリア生まれだから、英語が出来ない子のことわからないからね。」

先生、グットジョブ。よくぞ詠美を選んでくれました。
彼女はこういう役割大好きです。