赤ん坊に癒される?

日本は本当に暑いようですね。残暑お見舞い申し上げます。
こちらは気温は上がってきたものの、雨続きで、なんともだるい天気です。

最近のルーティンの1つ。夜8時半から10時半までポールがエヴンの面倒をみることになっている。その間私は軽く横になる。
今朝ポール曰く「夜仕事しないで、エヴン抱っこしてテレビとかみてから床に着くと熟睡できる」だそうだ。普段、夜もせっせと論文読んだりしていたが、脳みそが変に活発になってしまい、睡眠妨害していたらしい。
睡眠をとって昼間効率よく仕事した方がいいでしょ。

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私たち、なぜ3人も子どもが欲しかったのか。
それは「本能」としかいいようがない。
その本能を実現可能にさせてくれたのは、何より神様のおかげだが、具体的には、
オーストラリアへ移民したお陰、であろう。

日本にいる頃はもう1人いたらいいだろうな、とおもうものの、

  1. 体力の無さ・・・娘二人でイッパイイッパイ。
  2. 経済力の無さ・・里帰りする時(移民する気でいたので)飛行機代が4人と5人では大違いだろう、とかその他色々。
  3. 住宅事情・・・せまい部屋で人口密度が高くなると生活の質も落ちるだろう。
  4. 子育て事情・・・日本には全てにおいて「凝る」母親たちが多く、私のような手抜きママは自信を喪失しがち。私なんかが3人の子持ちになんてなってはいけない、という思い込みが。

などなどの要因が本能のやる気にブレーキをかけていた。

ところが、こちらへやってきてから

  1. 詠美もはんなも小学校へ。私の体力も有り余るように。はんなのアトピーが落ち着いてきたのも私たちをホッとさせた。
  2. 私たちよりも経済的に大変な家庭でも子沢山の夫婦が多い。しかも悲壮感がなく楽しそうにやっている。だいたい、結局家族みんなで里帰りなんてしない(できない)ので、4人だろが5人だろが関係なくなってきた。
  3. 中古の家だが、3人子どもがいてもなんとかなる家を購入。
  4. オージーの子育てを見ていて、目からウロコ。気にしない・・・。身なりのきちっとした子もいれば、鼻水たれっぱなしも。厳しいしつけだろうが、甘かろうが、ジャンクフードを食べようが健康志向だろうが、お母さんたちは比較的自分は自分、と言う感じ。

それに、天気の良い日が多いので、小さい子との外出も楽しそう。自分が必死だった子育てと(6,7年前)違った経験が出来そう、と思った。
あ、それと、親の年齢幅もすごくあるし、家族の形が色々だから(離婚、再婚が多い)ポールや私も年齢をあまり気にしなくてもいいかな、と。歳の違う弟か妹を持つのも詠美やはんなにとってとてもいい経験になるとも思った。

などなど、しばらくこちらにいる間にこだわっていた事が少しずつ減っていったのだ。そして、本能に忠実になってもいいかなあ、とポジティブになっていった。

色々言いたいこともあるオーストラリアだが、ことエヴンに関してはオーストラリアあってこそ、なのだ。