お湯

最近、オーストラリアはいい天気続き。
ということは、雨が少ない。ファーマーにとっては深刻な悩みです。


もともとここでは水が大切。皿を洗うときのゆすぎがあっさりしていて日本人にはなかなか受け入れがたい習慣もあったりします。(ゆすぐというよりはたまった水に通すだけ)


家庭用のお湯も大抵はタンクで暖めるタイプ。
使い切ってしまうと、水になってしまうのです。
こうなると、タンクのお湯が暖まるまで数時間待たなければいけません。
シドニーのお姉さん宅はアパートなので、タンクのサイズは我が家の半分。
そりゃーもー冷や冷やしながらシャワーに入ります。水になったら、悲しい。


我が家では子供たちは夜シャワー、親は朝シャワーと二班に分けている。もともと親組は朝入るのが好きということでもあるわけだけれど、シャワーに入っている途中で水になる悲劇を避けるためでもある。
事情を知っている友人は我が家に来てもスピードシャワーをして悲劇をさけるのだが、日本から来たお客様には私も言うのを忘れて、途中で水になってしまった、などということが起こる。(ごめん)


私は時々ムショウにお風呂につかりたくなる。今晩も背中が疲れたので入ろう、と決めていたが、風呂にお湯を入れ始めてから気がついた・・・そうだ、今日はポールもシャワーに入っていたし、家族全員が入った後であった・・・。風呂の半分もいかないうちに・・・お湯がだんだん冷たくなってきちゃったよーーー。
半身浴になってしまいました。どっぷりつかりたかった。


せっかくのブランニュー風呂。朝、誰も起きてないときに入るか、昼間誰もいないときに入るか。
それとも、みんなに「今日はママのお風呂の日ですー。みんなは今日はシャワー遠慮してね」とでも言おうか。


このイライラするお湯事情ですが、水が貴重なオーストラリアを思えば、私の風呂が変な時間帯にしなくてはならないとしても、それは小さな愚痴ってことですよ。