ボスと子分

休みの時のお楽しみは日本人のお母さんたちと集まって、子どもたちを遊ばせること。

特に、違う年齢の子達が小さい子に気を遣いながらも自然に遊ぶ姿はとてもいい感じ。
今日は、Hちゃんがエヴンの面倒を良くみてくれました。

詠美たちはチビたちに色々指導をして、「オリンピック」を開催したりと楽しげでした。

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日本にいた時にとても気になったのが、クラスや学年が違うだけで、あまり交わってくれない大きな子達の態度。
  
  一般化はしてはいけない。これは私の経験上だけの話であって、いい子たちもたくさんいるだろうけどね。

(その時詠美たちはチビだったから)
新体操のクラブでも、中国人の先生が大きい子に小さい子の面倒を見させるように気を遣っておられたが、
「日本の子達はうまくいかない」とぼやいていた。「中国では当たり前だったのに」と。

私も詠美たちが、小さい子に冷たい又は、どう接したらいいのかわからないような娘にはなって欲しくないなあと願っていた。(前もこのこと書いたっけ?)
当然、小さい子には優しく接する、遊んであげる、危険なことはさせない、など、事あるごとに言ってきかせてきた。はんなは自分の遊びに熱中しがちで小さい子の面倒を怠ることがあるが、今日は1歳の子と一緒に楽しげに遊んでいた。

昔、(またでた、昔話)幼稚園の園長が「異年齢クラスがいい。」「子どもの遊びにはボスが必要」などとよく言っておられたが、その頃はイマイチピントきていなかったが、今はその良さがよくわかる。

オーストラリアもこの大事さに気がついたようで、小学校でも「ピアサポート」という名の下、異年齢の子達のグループを作って遊んだり、何かにチャレンジさせたり、ということをしている。

人間関係の基本を作り上げるのに、大事な要素なんだよね、異年齢で遊ぶって事は。