シドニー旅行中篇

昨晩に続き、今晩もここら辺一帯の学校の芸術祭があって、親も観にいかなきゃいけないの。有料で。とっても面倒だけれど、、、、。
時間がないから、中篇でちょと話を進めて、明日も後編を書きましょう。

☆☆☆

金曜日にシドニーへ着いたのは夕方5時。それからポールのお姉さんやお母さんの住むアパートに着いたのは6時ちょっと前。
ポール無しでポールの実家にお邪魔するのは初めてでしたが、女同士、お話ができてよかったです。


土曜日の朝、まずは駅前で最近面白いお店が開店したので見てきました。
日本人の女性が経営している、「犬専用のレストラン」
人間の食べるものは置いてありません。
人間の食べ物は隣のカフェで買ってきて、この犬レストランに持ち込んでいいのだそうですが・・・。
コンセプトが、犬にも健康な食事を、ということらしい。
朝早くて、お客さんがいなかったので詠美と二人でオーナーとお喋り。
次回はお茶でもしてお喋りしましょうね、なんて初対面なのにずいぶん仲良くなりました。
マーカスにも「シープイヤー」(羊の耳)の乾燥したものを買いました。




電車に乗り込んでから目指すはタウンホール駅。
「大洗高校マーチングバンド」を見に、ダーリンハーバーへ行ってきました。
ダーリンハーバーといっても広いので、見つけられるのか心配でしたが、全く問題なし。
80名近い大きなバンドだし、大音響で「プープー」練習していたのですぐ見つけられました。
「あれ、高校生??」とはじめ思うほど、幼く見えました。オーストラリア人のでかい高校生に見慣れているのと、お化粧っ気なしの、黒く日焼けした高校生はとても幼く見えます。周りのオーストラリア人も「若い子達ねー」とよく言っているのが聞こえました。


練習を見学していたら、日本人のおじさんが話しかけてきてくれて、マーチングバンドについて、色々教えてくれました。全国的に学生を募集していることや(公立でもそんなことやっているのですね)、日々の練習がどんだけ大変か、今年の日本の夏は猛暑で大変だ、シドニーは素晴らしい気候だ、とか。
後から名刺を頂きましたが、大洗高校の教頭先生でした。


延々練習をしていたのですが、いよいよ本番が始まりました。


凄いです。


びっくりしました。さすが、全国でも有数のマーチングバンドです。


演奏も素晴らしいけれど、一糸乱れない行進や動き、本当に驚きです。



一つだけ、気になったのは・・・・まったく笑顔がないってこと。


マーチングバンドには笑顔はあってはいけないのか???


ちょっとにっこりしたらとても雰囲気がいいのに、みんなまじーーーめな顔でパフォーマンス。これが日本的なのかもしれませんね。


見ているほうも、どんどんしーーーんとしてきて、シリアスに鑑賞。


詠美は「見に来てよかった!!!」と大感動。



その後、私の散髪をしに行ったり(この日本人美容室は不発)、日本語の中古本屋、日本食屋、最後は日本の瀬戸物屋まで「日本尽くし」の一日でした。


さあ、いよいよ日曜日はシドニーに来た本当の目的、新体操の州大会です。

後編に続く。