ピークシーズンでお客は満員のはずなのに、それほど混んでいるようには感じませんでした。
そこが、オーストラリアのホリデーのいいところ。(あまりごちゃごちゃ混まない)
キャンプ場内には孔雀もウロウロ。エヴンが追いかけまわして怒らせたら羽を広げました。
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あっという間の4日間。
かな〜り予定外の展開に・・・でも、楽しかった〜。
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20日の朝、大荷物を積んで出発。
テント、ガぜボ、寝袋、マクラ、ピクニックチェア&テーブル、アイスボックス(こちらではエスキーと呼ぶ)、卓上コンロ、懐中電灯4つ、その他色々。
もっと、もって行きたかったが、これ以上は入りきれず。
道中すれ違う車の多くはトレーラーを後ろに付けていたり、車の上に荷物を載せていたりと、工夫している。
「キャンプするっていったら、やっぱトレーラーつけないとダメかもね」なんてポールと語り合う。
山道に入ると、息子Eが「ギャッ」と叫んだと思ったら、ゲボ〜っと威勢良く吐いた。
車酔いしたようです・・・。
車中が臭くてたまらないので、牧場の横に車を止めて、お着替えをさせる。瞬く間に、ハエがよってくる。(すごい目ざとい)
はあ、びっくりした。子どもが車で吐くなんて、今まで経験無しなものですから。
詠美は酔ってもぎゃ〜と騒ぐだけ。
気分転換に寄る予定のなかったヒッピーの町Bに寄る。人が多い。マーケットデーでした。
娘たちと私たちは買い物よりも、ヒッピーの生態を観察。
やっぱ面白い格好している人が多い〜。
昼ごはんをカフェで済まして、いよいよキャンプ場へ。
2時過ぎに到着。
広々して、いい感じ〜。
まずは、ポールがチェックインをしにフロントデスクへ。
なかなか出てこない・・・怪しい。きっとなにかあったな。
案の定、私が呼び出される。
私たちの予約したはずの、そして、すでにクレジットカードで支払済みの「オンスウィート」のキャンプサイトが満杯。あちらのミスで私たちは「電源無しのサイト」ということにコンピューター上、なっていたのだ。
キャンプサイトではグレエードの下から
「電源無しサイト(ただの草むらにテントを張る)」→「電源ありサイト(電源がついている)」→「オンスウィート(電源もあり、個人のトイレとシャワーもついている)」という順になっている。
この他にテントは張らずに、贅沢なキャビンもある。ベット、キッチン、シャワートイレつき。こちらはずっと高い。
キャンプ場のスタッフの方、「3日間、キャビンに泊まっていただくこともできますが・・・もちろんお値段はそのままで」
それって、とっても・・・・魅力的・・。
しかし、横で娘たちが「どうしてもキャンプがしたい」と涙ぐむ。
「電源ありサイトがありますので、そちらにしますか??」
ということで、グレードをひとつ下げて、電源ありサイトでのキャンプにすることにしました。
そんなこんなで、ごたごた交渉をしている間に(詠美に面倒を頼んでいた)、今度はエブンが、遊具に頭をぶつけておお泣き。ものすご〜いたんこぶをつくってしまいました。卵大でしたよ。まったく、目が離せない。
さてと、とにかくテントを建てようか、と初めてテントの封を開ける。ここがそもそもの間違い。本番のキャンプをする前に、一度家で確かめておくべきでした。
途中まではなんとか建て上げましたが・・・・どうも変。
ポールが足りない・・・みたい。(それも自信なし)
ポール完全にぶちきれる。
「僕にはもうわからん。スタッフに聞いてくる。」
とスタッフのオジサンを捕まえてきて相談。
やっぱり「部品がたりないね。」ということに・・・。
テントが無かったら、キャンプ出来ないんですけど。
この時点でポール、疲れ切る。
ついでにエヴンが興奮状態であっちこっちに駆けていってしまうので、面倒を見る私たち全員も疲れていた。
私「もう一回フロントに行って、今晩、キャビンに泊まれるか聞いてきて〜」
ポール、急いでフロントへ行く。
今回はこっちの手落ちなのに、めでたく値段も据え置きで、3泊キャビンに泊まれることに!!!こういう時オーストラリア人のおおらかさに感謝。(ちなみにキャビン一泊150ドル、オンスウィートキャンプサイト50ドル)
キャビンに入ってみると、「居心地いい〜」
キャビンの目の前は広いグリーンの原っぱで子どもが駆け回れるし、トイレもシャワーも2つついているし、すごくいい!
むりして、キャンプをしていたら、私たち、きっとつかれきって楽しめなかっただろうよ・・・・。
神様、ありがとう!(こんな時ばかり感謝を捧げる)
ということで、その後、毎日プール、プール、プール、たまに自転車、海岸散歩、とこのキャンプ場内の施設を余すことなく利用し、楽しい、楽しい、3泊4日のホリデーになったのでした。
施設の整ったキャンプ場でしたよ。おすすめです。
今年は、まったく湿気を感じない良い天気にも恵まれました。
もちろん、持って行ったキャンプ用品、一切使わず。(無駄に運んだね〜)
*キャンプサイトをのぞいてみると・・・すごい。みんな大掛かり。
家庭用の大きな冷蔵庫まで持ってきている人たちも一人や二人じゃない。
テントも大きいが、その前に屋根を張ってリビングルームもつくっちゃう。これじゃ、1週間も滞在するわけだ。
テントの横には立派なボートが置いてあったり、ゴルフクラブセットがあったり。
益々、クワン家、キャンプをする気が失せてきています。(息子が若すぎるよ)あと数年後にチャレンジだね、ということで、あの、不良品テントは返品だ!