帰宅

五泊六日があっという間に過ぎて、昨夜帰って参りました。

シドニーについた途端に詠美が発熱したり、ポールがお腹をこわしたり、なんてやっていたので、計画通りに遊び切れなかったのが残念。

と、いいつつも私は毎日せっせとショッピング三昧。ほとんどウィンドーショッピングだったけれど。
いいデパートの質のいい物を見ると目の肥やしになりますね。
最終日は4時間も買い物しながら歩きましたが、「半分も見ていない」というところで、子どもやポールに引っ張られるようにして、帰りました。

義姉たちから子どもたちはた〜〜〜くさん冬物の服や中華服をもらいました。質の良いものをくれるので助かります。長持ちするし、お出かけ用になります。

相変わらずの中華料理三昧で、
最後の頃はあわびを食べながら詠美が申し訳なさそうに
「なんか、シーフード食べ過ぎたみたい・・・気持ち悪い・・・」

というので、仕方なく残させました。
(私は彼女たちに「あわびは高級なんだから残しちゃ駄目よ!」なんてプレッシャーかけていた!)

それにしても、私が驚いてしまったのは、車でシドニーから帰ってくるとき、
田舎になればばるほど、ホッとしている自分を発見したことです。
初めて同じ道を通った時はいつまでも続く牧場風景にいい加減飽き飽き
だったのに、今回は2,3時間同じ風景でも「美しいな」と感動までします。

すっかり田舎暮らしが板についてしまったようで、ちょっと怖い気がしました。
シドニーに入ると、急に渋滞になるし、駐車場は満杯。
店は選り取りみどりだけれど、選びきれない焦燥感でイライラするし・・・。
(アーミーデールだと選ぶ余地がないので、買い物は簡単)
なによりも家族全員、シンプルな食生活に慣れているので、
エビやあわび、ロブスターやローストチキン、なんて食べまくると、
体の調子が悪くなってしまう・・・。
飢餓状態の人にいきなりご馳走すると死んでしまう・・・のと似てませんか!?

帰ってきた日はおかゆ。
なんか元気になりました。(ただの疲れすぎだったのかも)

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今日はアンザックデー。今までなんかぴんとこなかったけれど、やっと今年少し理解できました。
この日は初めてオーストラリアという国が国際的な戦争に参加した記念すべき日だったのですね。
そして、これまでの幾つかの戦争で尊い命を失った人々を覚え哀悼の意を表しましょう、ということだったみたい。

けど、我が家では最後の休みの日ということで、細々と忙しくしてました。

*今晩のおかず。案が浮かばなくって、テキトウに調理開始。
冷凍にしておいた塊豚を半解凍にして薄くスライス。たくさんあるジャガイモもスライス。油をひいた圧力鍋に豚と芋を交互に重ねて塩をふる。一番上にバター。これをただ火にかけただけ。
(ヒントは以前Sさんが似たような料理をしたのをうろ覚え、から)
ポールが珍しく「この豚美味しい。どうやって作ったの」なんて言ってくれたので、嬉しくてここに記録しておく。(こんなに簡単で喜んでもらえるのは良いレシピ)