やっと

新しいシンク

この家に引っ越してきてからちょうど2年。
入居してすぐキッチンシンクの蛇口から水がポタポタとたれているのを知った。
何回も部品を変えたりして水漏れ対策をしてきたが、、、昨日までほとんど毎日水がたれっぱなしであった。(水不足のこの国にあっては罪悪感)

「気持ち悪いから直してくれ」と両親が工事費を置いていってくれた。

それで、踏ん切りがついて、「ついでだからシンクもダブルにかえちゃおう!」となった。
(*写真の奥、まだタイルが張られてないので、ガムテープを張ってある)

ミキシング(水道の蛇口部分)とシンクで計600ドルぐらい。
工事費が600ドルぐらい。
合計1200ドルを超える出費になってしまった。

昨晩は水のポタポタいう音もなく、ダブルシンクでお皿洗いもラクラク!(ってほどでもないが)

それにしても、1つのプロジェクトにいちいち1000ドルを越す出費です・・・。

来たばかりの頃、日本人で豪州滞在25年のMさんが、

「飛行機代出して日本に帰ること考えたら、風呂場のひとつでもリフォームできちゃうからなあ。」
なんて言って、長年日本に帰っていないのでした。
信じられない!リフォームのために日本に帰らないなんて・・・・
と当時の私は理解に苦しんだが、
今の私は同じ心境である。

次なるプロジェクトは
①ドライブウェイの舗装と新しいゲート。(きっと2000ドルはかかるだろう)
②風呂場にもうひとつトイレ。(1000ドルぐらい?)
③ダイニングの壁を取り払う。玄関とダイニングの間にスライディングドアを入れる。(2000どるはいきそうだ)

などなど、やることは山ほどある。
これじゃ帰国代がでない。

まあ、これは、「この国にいても息が詰まって死にそうだ、日本に帰ってリフレッシュしなくては〜〜」という痛切な願いがない、ということでもある。
息抜きは、近所のビーチでいいかなあ、みたいな感じである。

香港にいる時は、あの狭苦しい空間から抜け出す必要があった。
年に1,2回帰らないことにはやってられなかった。

肉親がいる限り、日本へ帰りたいという願いはあるが、

トイレが二箇所あったほうが便利だな〜

という思いに勝てそうもない。

ただ今、日本に帰ってない記録更新中。(2年7ヶ月)