はんなは毎日クリスマスカードをもらって帰ってくる。学校内ではクリスマスカード交換で忙しそう。担任の先生からもかわいいカードとちょっとしたプレゼントももらってきた。
はんなは昨日からプールの集中レッスンを始めた。ビギナーは２人だけで、ほとんどプライベートレッスンだ。少しは泳げるようになるかな。気付いたこと。こちらのスイミングスクールはウォームアップ全く無し。小さな子供も水着に着替えたら（シャワーや消毒さえなし）いきなりジャボンと水に入る。
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昨日、詠美との電話の後ポールと話たこと。
ポールは前から、相手がさびしいとか辛いとか訴えてくると、それを助長するような反応をする。同感することが、一番の慰めと思っているようだ。
一方私は、人生いつでも辛いこともあるさ。そのことに浸っているより、その中で今何が得られるのか、どんな楽しみがあるのか、探るほうがいい、と考える。
詠美との電話がとても象徴的であった。
私「どう？元気でやってる？おばあちゃんに会った？喜んでたでしょ？」等と明るめの声で聞く。
ポール「さびしいかい？大丈夫カイ？」と哀れな声で聞く。
子供は、今の気持ちを受け止めて欲しいと思う一方、その中から抜けて元気になりたいという両方を持っていると思う。
詠美は今、親以外の人々にお世話になり、新しい経験をしている。知っている人ばかりだからいいスタートだと思う。そりゃ、さびしいと時々は思わなきゃ変だけど、せっかくの日本滞在、楽しく暮らしてもらいたい。ポールは一人で残してきちゃって悪かったかなあなんて思うから、声に哀れさがでてしまうのだ。
詠美がどんな感じで帰ってくるのか楽しみだなあ。
