今週も始まった

4人とも、元気に新しい週の日常に戻りました。

ポールは車の保険や、税金、児童手当などの様々な手続きのために電話しまくりの日だったそうだ。
そして、驚きの結果というか、当然というか、質問すればするほど、新たな発見があるのである。
オーストラリアでは概して、当事者が可能な限りの質問をしないと最良のものにたどり着けないことになっている。例えば、車の保険。今年はやけに高い、と思って電話をすると、もっと安いパッケージがごろごろあることに気がつく。初めから言ってよね、と思いたい所だが、そこまで親切じゃないのがこの国の特徴。質問もせずにいると、高い買い物をしてしまうことが間々あるので、用心しなければ。

タックスリターンというシステムも不思議で、怠惰な人たちはお金が戻ってくるというのに、手続きしなくて国に余計な税金を払いっぱなしだ。
賢い人は色々な手立てを考えて、税金を少しでも多く戻してもらうけどね。


来たばかりの頃は、こういうことが理解できなくて「人種差別されているのか?」「だまされているのか?」と疑ってもみたが、実際のところそうではなくて、自分の利益は粘らないと得られないということだ。反対に粘れば意外といいこともあるってこと。オーストラリア人でも、質問したりするのが嫌いな友達は新参者の私たちでも知っているお得な電話カードや、児童手当も知らなかったりということがあるのだ。(信じられん!)

人間関係も同じで、アメリカ人のように(アサンプションか?)相手から積極的に話しかけてくるということは稀で、こちらがにっこりとして話題を提供したり、いい感じで反応してあげると、お近づきになれる。最近そうやって少しずつオージー友達を作っている。コツをつかんだ〜って感じでちょっと快感。