違うんだなあ

新学期が始まってから、毎日がてんてこ舞いの忙しさ。私は車の送迎中心に教会のお手伝いや日本語を教えるバイト、大学の勉強、家事(少々)、スポーツなど。子供たちもほぼ毎日下校後の予定が詰まっている。

*****

詠美のクラス編成のことを人に話すと必ず「先生に話しにいかなければだめよ」とすすめられる。ほぼ100%。
こちらでは、話した方が勝ちというか、話さないとまったく意思が通じない。私たちとしては「詠美は日本からきたばかりで英語にも不便を感じているし、友達だって作るのが一苦労なのに、そこのところどうして汲んでくれなかったかな」と思うが、こちらでは他人のことを「汲む」という、習慣がないとさえいえる。驚くほど、「言わなきゃわからない」世界なのである。
でしゃばるのもやだなあ、と思うが金曜日に先生と懇談することにした。

詠美の宿題を見て、全然詠美はついていけない内容であったこともポールの気分をどど〜んと暗くした。「背も低し、精神年齢も低い?から1学年下にしてもらっては・・・」なんて思うほど。最近の彼女は漢字の勉強を拒否するので、日本語の教材でも勉強がついていけない。どうしよう〜〜〜。

と心配しているが、本で読んだ知識ではネイティブに学力面でついていけるのは平均5年から7年かかるといわれているそうなので、落ち着こう。