オーストラリアン デイ(ダイ)

市民権もらったよ

外での行事にもってこいの快晴。(ちょっと暑すぎたかな)

朝、競馬場へ。
競馬場で市主催の行事が開催されるのだ。
その一部として市民権授与式も入っている。

シティーバンドの演奏、コーラスの発表などに続き、授与式が始まった。
友人知人もたくさん来てくれて、お祝い気分も盛り上がっていたのに、
ポールと詠美の名前が呼ばれない・・・。
私や友達は焦って


「あのアホな市長のことだから、忘れてしまったんだよ。言いに行ったほうがいいよ。」


なんてアドバイスしたのに、ポールは涼しい顔で、
「僕は別の宣誓を選んだから、この人たちの後だと思う。」

宣誓=自分はオーストラリアの法律に従って良い市民となります、というような内容。


そうなんです。宣誓には2種類あって、ひとつは大多数の人が選ぶ宣誓1。宣誓2は宣誓1の冒頭にある「神の名において」という一文が省かれているものである。
宣誓2は「無神論者」のためにわざわざ用意されているものであるが、大抵の人はあまり気にしないので宣誓1を選ぶのです。


友達S「なんでポールは無神論の方を選んだんだ?
彼はクリスチャンだから、「神の名」と入っていても問題ないでしょ?????」


20名あまりの宣誓1の人々の授与が終わってから、ポール、詠美、そしてもう1人のおじいさんがステージに呼ばれて「宣誓2」を宣言して、無事授与されました。ホッ
それにしても、教会の友達たちもたくさんいたし、「なぜポールは無神論の方を選んだんだろう?」とみんな不思議に思ったでしょうね〜〜〜。

ポール曰く、「別にオーストラリア人になるのに、わざわざ自分の宗教を告白しなくてもいいかな、と思っただけなんだ」意味わかんな〜〜〜い!!!

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その後は、レース場でキャメルレース、スカイダイビングのデモンストレーション、子どもたちのかけっこなどがのろのろと繰り広げられ、みんなソーセージロールなどをほおばりながらのんびりと半日過ごしたわけです。

小さな町だけあって、会場には知り合いがたくさんいて、ポールも詠美も
「おめでとう!」と皆に声をかけてもらい、なかなか楽しい授与式だったといえます。

暑い中、繰り出してくれたお友達の皆様に感謝。