チェスター
我が家のやんちゃ坊主、チェスターが事故で亡くなりました。
あまりのショックで家族は今つらい気持ちです。
私が目撃者ですし、最後まで一緒だったので私の心のケアのためにも 綴りたいと思います。
前から、チェスターは逃げると突拍子もないほどのスピードで走って行ってしまいます。
逃げられた!という喜びで 矢のように走ってしまうのです。
昨日は夕方、大通りの近くを散歩中、するりとハーネスを抜け出し(過去にも数回経験済みのため気をつけていたのですが) あっという間に車の前に、飛び出してしまいました。
幸い通りがかりの人が獣医さんで、すぐに体をチェックしてくれて、
別な方が私が叫んで震えているのを落ち着かせてくれました。
見た感じでの外傷は少なく、骨も折れていないと。でも内臓がどうなっているかわからないから救急病院へ連れていくようにと連絡先を教えてもらいました。
私一人だったらいつまでもパニックに陥っていたと思いますが、数人の人が助けてくれて、あるご夫婦は家まで車で送ってくれました。
チェスターは大人しくしています。
あまり心配はないかもしれないと、車で思いながら運転しました。
昨日は日曜日ですから動物の救急病院しか行くところはありません。
動物病院は保険に入っていないし高いのは知っていましたが、一泊の入院で日本円で25万円ぐらい払いました:
X-ray、超音波、痛み止め、酸素吸入など。
X-rayの結果。
横隔膜が破れて内臓が移動してしまい、片方の肺が潰されていると。。。
内臓を元の位置に戻す手術をしないと持たない、と。
その手術は難しく、成功するかもわからず。
コストも8000ドル。その後も入院が続くと思われ、入院費は1日1000ドルはかかると。
私たちは苦渋の決断で、手術はしないことを決め、出来るだけ痛くない状態を保って、安楽させることにしました。
朝6時、エブンは悲しすぎて見たくないというので私だけで病院へ行き、最後のお別れをしてきました。
マーカスは長寿を全うした納得感から、あまりつらくなかったけれど、チェスターは悔しさが残ります。
別なルートで散歩してたら、大変でもハーネスじゃなくて首輪にチェーンで散歩してたら、などなど。。。
これからしばらくチェスターの面影を探しながらの日々になりそうです。
昨日、散歩に行く前に撮った写真。
寝てる姿が癒しでした。
エブンとは兄弟。