子供たちの日常を記録するのがこのブログのテーマですが、今回は自分の思った事を書いておきます。
忘れるから。
最近Podcastで 日本人の文化人類学の先生の話をチラッと聞いたのですが、その話に刺激されて、そーだよなあと 思ったことがありました。
世界中の人々の生活文化を見てきたこの先生は
いわゆる「勝ち組的な現代の生き方、価値観」はそのうち破綻するのではないかと。
人間は負けて当然。
健康崇拝も度が過ぎるし、老化も敵視。
それは非常に疲れる、不自然な価値観。
もっと人間の自然に即した生き方や価値観が生まれていくだろうと。
子供の世界を見てみましょう。
大人や社会はすでに子供達にある一定のゴールを目指す事を期待してますよね。
(ここから私の考えね。)
幼児教育に携わっていると、時々私は疲労感を覚えるのですが、赤ちゃん担当になってからはほとんど辛くありません。
なぜなら、私の部屋だけは、赤ちゃんの個々の必要に応じて対応していいからです😊
どのくらい寝るか、食べるか、いつハイハイするか、歩くか、、、
その子自体の発達を
見守ればいいんです。
そして毎日、子供が勝手に発達を遂げていくのを目撃し、すごいなーって感動したしながら、
私はひたすら、お手伝いをすればいいのです。
この子たちをみていると 同じ歳の子でもみんな随分違うなーー。
しかし
この子たちは大きくになるに従って、
全員が似たような成果を出すように期待されてしまうのか、と思うと
ため息が出ます。
まあ、自分だって 自分の子供たちにはそれなりに期待感を押し付けてきたし、今も娘二人の仕事どーすんのよ!!って 焦ったりしています。
本当は その人らしく、タイミングもその人らしく、
生きていけたら
大金持ちになるより、人より偉い職業につくより
幸せなのかもしれないなあーと思ったりします。