娘の受験事情

次女は高校三年生。

大学入試を控えています。

 

 

私たちは13年前にオーストラリアへ移住してきたわけで、長女も大学へ行っているわけで

 

受験事情は把握していて当たり前

 

 

なのですが。。。

 

 

私は未だにほとんどわかっていません。

 

本人にほとんど任せています。

 

知っていることは、オーストラリアではやりたい勉強があればいずれ絶対にできる、という事だけです。

 

 

一応、日本みたいに共通一次試験のようなテストがあります。NSW州ではHSCと呼ばれています。これでいい点数を取るともちろん行きたい大学に行きやすくなります。奨学金ももらいやすくなります。

 

でも

 

それで 進路が全部決まってしまうわけではなく、生物学を2年ぐらい勉強した後に医学部に変更、とか、大学そのものを変更とか、ちょっと仕事してまた大学に戻る、とか

 

 

とにかくフレキシブル。

 

 

あんまり気にしなくていいんです。(笑)

 

 

長女もかなりリラックスしてこの受験を終え、成績が良くなかったのですが、今大学で自分のしたい勉強ができてます。

 

 

 

なのに

 

 

次女は 自分に必要以上にプレッシャーをかけて この受験に向かい合っています。

 

いつもキーキー言って、同居してる家族が迷惑だ。。。。

 

特に彼女は音楽や演劇という実技のある科目があるので、その前になると 緊張しまくりです。

 

先週は風邪ひいてしまい、来週の歌の本番を前に なんども泣き叫んでいました。(笑)

 

 

先週の水曜日、まだ風邪で声があまり出なかった彼女。

 

いきなり 音楽の先生に

「オーストラリア国立大学 ANU のジャズ学科の先生たちがワークショップでアーミデールに来るから その時 オーディションしたいって。ぜひトライして!」

 

と。

 

 

その学校にジャズ学科があるのも初耳。

声も本調子でないし 軽くパニクりました。

 

私「いーじゃん、ただ歌って、ポテンシャル見てもらうだけよ。完璧なんて必要ない」

 

というのに  行く前に散々泣く次女。

 

 

しかし ここが次女のすごいとこ。

 

オーディションの部屋に着くと

シャキッとして ニコニコ 初対面の先生たちとも堂々とコミュニケーション。

 

二曲歌い、軽く音楽理論の質問に答えた後

その場で。。。

 

You are in! We want you to come and join us.

 

っていきなり合格!!!

 

戸惑う娘。😆

その日のうちに音楽の先生たちの間ではそのニュースが伝わり、夜、コンサートを聴きに行った時は「おめでとう」の嵐。

 

ハンナの歌の先生ベックとお友達。

 

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まだ行くかどうかは決めていません。

これから先まだまだたくさんのオーディションを受けますし、音楽だけでなくジャーナリズムを勉強したい彼女にはHSCが11月に控えていますから。

 

ちなみに次の日に

いわゆる推薦? アーリーエントリーというので

 

ウーロンゴン大学からも入学許可が。(ジャーナリズム)

 

 

ね、ハンナ、あんまり 気合い入れすぎないでも大丈夫だよー。

 

 

 私が感動しているのは

頑張る娘を一生懸命支えてくれている先生たち。

 

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四人もリハーサルに付き合ってくれてる。

 

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数学が苦手な次女に、数学の先生からは励ましのカードが。

 

 

こうやってみんなに支えてもらえる経験が1番貴重かなって

 

私は思っています。