ポールがんばるの巻

大学ではリストラの嵐で、危うくポールもプーさん(無職)になるところでした。


9名いた同僚の8名が大学を去ることになりました。


ポールはたった一人だけ残る事に。
大学は一体何を考えているのか、まだわかりません。
コンピューターサイエンスを取り潰したいのか、それとも新しいチームを作りたいのか。
新しいチームを作ってもらえるのなら、ポールにとって嬉しいことではありますが、最終的につぶすのであれば、大変なことです。


オーストラリアでは驚くほど、簡単にリストラが行われます。
この二年ほどの間に知人が数人(みんな正社員)リストラされて、びっくりしていました。


でも、失業保険もしっかりしているし、転職が普通なので、日本よりはみんな平然と受け止めているように思えます。

私たちだったら、かなりショックで焦ってしまうところですが。


それにしても、計画性がないというか、「だったら、正社員として採用するなよ」とぶつぶつ言いたくなるほど、経営が杜撰。
私の勤めている保育所でも、私のように、突然正式採用されたとおもったら、反対にいきなりクビにされる人も多く、なんだかめちゃくちゃです。


こんな混沌とした、社会で生きていかなければいけないのが、私たちの宿命。
受け止めて、やっていきます。
コツコツやっていけば、なんとかなるでしょう。
ポールがこんな状況でも大学に残れたのはこの10年間、静かにコツコツと仕事を頑張ってきたから。
クビにする理由が見つからなかったのだと思います。


あと十年がんばってもらえれば、60歳、定年してもいいかな。

あと十年だ〜〜。がんばれ〜。