ポールの誕生日

最近、なんの原因でかわからないが、アレルギー性鼻炎に悩まされているポール。
でも、スタディーリーフ中なので、授業がなくて、仕事はちょっとリラックスモードです。
今日はポールの誕生日。最近仲良しの超熱心なクリスチャンのお友達コージョの誕生日が昨日だと判明し、突如仲良しのもう一家族をさそって、タイ料理屋で誕生会をしました。


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恵文は今朝、誕生日を祝い忘れたのかと勘違いして、ベットに突っ伏してオイオイ泣きました。(笑える)
「ケーキを食べるのは今晩だから、大丈夫だよ」となぐさめました。
誰の誕生日なんだかねえ、、、ケーキを食べる、「誕生日」が大好きです。



☆☆☆


今晩は公立高校のミュージカル(っぽい)を見てきました。
はんなはステージ下でオーケストラの一員として参加。
中には飛び抜けて上手な子もチラホラいましたが、まあまあの出来?
内容がとても面白いなと思いました。
というのも、時代を超えて社会の色々な側面を歌で表現。
アボリジニへの差別問題。
公害、エイズ、同性愛、などなど。





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この言葉で表現されているように、今オーストラリアは「自分を大事に、そして他人を尊重しよう」という方向性なんだとおもうんですよね。


相当な差別社会(白豪主義)だったし、キリスト教の一元的な教えが蔓延していたし、
そういうことで傷ついた人が多くいたからこその方向転換なのかもしれません。



多文化社会も、冗談じゃなく、本格化してきているし、尊重し合わないと、爆弾爆発!みたいになりかねないし。


幼児教育も大変ですよ。
粘土で作る小麦粉粘土はとっても楽しい遊びなんですが、
小麦粉で作る粘土はやらないようにという方向性。
なぜなら、ある文化では食べ物をそれ以外の目的で使うのはタブーだから、だそうです。
それで、小麦粉では「パン」などの食べ物(だけ)を作って遊ぶ方向性なんだって!
米で遊ぶ予定だったのに、どうしよう〜。怒られちゃうかな。。。でも子供って米粒を触ったりカップですくったりすると楽しいと思うんだよね。
遊んだ後で、食べちゃえばいいのかな?




もうひとつおまけですが、
近所のトマト工場では、工場が大きくなってきたので、管理を二つのグループに分けたそうです。
一つはオーストラリア人グループ、そしてもう一つは外国から来た労働者のグループ。
その方が管理がしやすいのだそうです。
で、結果は。。。。。。
歴然と、はっきりと、すごく、もちろん、外国人グループの生産力が良いのだそうです。休みが少ないし、よく働くと。
「仕事=ライフ」VS 「仕事とライフは別物」の人では働き方もチガウよね。


色々考えちゃいますよ。


で、そうそう、私保育園で正式に採用されちゃいました。バイト程度にと考えていたのに。。。
移民してすぐに仲良くなった中国人ハンさんと一緒に2歳児クラス担当です。
彼女は中国では内モンゴル大学で教師をしていたぐらいの人ですからとても賢い人です。
そして、とっても性格が大胆でそして暖かい。
私から見てもいい先生だと思います。
彼女と働くととてもいい具合なんですよ。子供たちもほんとに落ち着いているし。


移民二人で「英語喋る家庭」の子をお世話なんて、そんな大胆なことできるかしらーと思いましたが、言葉は多少ハンディーがありますが、結構できちゃうんだなあ、と自信を回復。
ある幼児教育に関わっている親からも「あなたたちに預けられると思うと安心します」なんてコメントいただいちゃいました!
時にはきっと失敗もあるでしょうが、あまり言葉の事で劣等感を引きずらないように、
「仕事=ライフ」(ではありませんが)アジアンパワーで頑張ります。