ズル休み



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はんなはグレード5の試験。
AMEBという試験で、オーストラリア全土のもの。試験官がシドニーからやってくる。


課題曲5曲。
スケール20種類。
一般音楽知識。
音感テスト。


など。
試験代もかかるし、先生に余分にレッスンを頼むので、かなーりお金がかかります。



毎日バイオリンは奏でるんだ。
ところが、好きなところばかり練習しているのが判明。
特にスケールは全然だめ。


この数日、焦った先生も毎日レッスンをしてくれて、彼女の弱点を克服するのを手助けしてくれた。



本番の今日、私は聞いていられないので、はんなを会場において、買い物に行った。
帰って来たら、まだ彼女が弾いていた。
課題曲がかなり良く出来ていたので、まさかはんなだとは思わなかった。


先生もピアニストもびっくりの本番だけ成功の課題曲。



しかし、スケールは甘くない。
試験管にも「もお、いい」とあきらめられるぐらい、ボロボロだったようですよ。



音感テストも風邪を引いて、耳が痛かったので(という言い訳?)あまりできなかったと。


結果は来週。



こうして切羽詰まる状況のなかで、普段では学べなかったことを学んだような気がする。
できなかった高度な曲が5曲は弾けるようになったしね。




しかし、この先、もっと難しくなっていく中で、いつもいきあたりばったりなはんなの練習方法でやっていっていいのだろうか? 最後の最後に先生や親をバタバタさせる、彼女。


四分の三のバイオリンも小さくなってしまったので、フルサイズのバイオリンを買うことになるが、その際、彼女ととことん話し合って、自分で練習をちゃんとできるように同意してもらわないと。
(同意しても実際サボるところが困るんだーー)