そしてバイオリン

はんなは土曜日にももう一曲やるのですが、今晩、まずは不得意な曲での参加。


審査員に、「ちゃんと前を向いて弾きなさい」と言われていた。ピアノの方ばっかりみていたからね。


はんなのバイオリンの部門はこの数年、同じ子たちばかり。
小学校低学年の頃からみんないっしょに続けてきた。
小さい頃は本当に簡単な曲しか弾けなかったのに、中学生になったら、やっぱり上手な子は素晴らしい演奏をするようになっていて、感動しました。特にシャーの演奏はホレボレするぐらい素晴らしい。審査員も拍手喝采。ジギーは音がきれいでこれまた素晴らしかった。


毎年必ず
一位はシャー。
二位はジギー。
そして、次がはんな。



三人とも、変わった名前なので(はんなは最後のHが抜けているから)三人で賞状の名前をみながら「今回は間違ったスペルじゃないかな」とか話していた。三人はよいお友達同士。
シャーの母親は音楽家。父親はかなり有名なバイオリンを作る職人さん。(今はんなが使っているバイオリンはシャーから買い取った。とてもいい音)ジギーには二人ママがいる。(同性婚)とても素敵なおばちゃんたち。
ユニークな家族背景の子供たちとお友達になれるのも、いいなあ、と思った。


今回、はんなのバイオリンの伴奏をしてくれているピアニストはオランダ人。いつもお世話になっていた、ピアニストのおばさんが最近卒中で倒れてしまったので、代わりに頼みました。


どういうわけか、はんなを「オーストラリア人ぽくない、アメリカ人みたいだ」と言う。
「ポジティブだし、よくしゃべるから」というのが理由。はははー。






☆☆☆


静岡の高専から来ている研究者とポールの唯一?の共通の話題は野球。ポールは巨人ファン、彼は西武ファン。
廊下などですれ違っても、「巨人勝ちましたね」なんていう話題らしい。
今日は研究室に一言「杉内、ノーヒットノーランでしたね。おめでとうございます。」とお祝いを言いに来てくれたらしい。


プププ、、と笑ってはいけないが、かわいい大人たちです。