私のつぶやき

これは私のつぶやきなので全く面白くないと思います。


ここに7年住んで、自分の子供もオーストラリアの教育システムの中で育ち、私も多少なりとも幼児教育をちらっと経験したりして、、、いつも思うんだよな。



教育には絶対的なものはない。
けれど、その場、その場では、あたかも現在行われている教育が決定的なものであるかのように主張するしかない。
でも、本当は流動的なんじゃないかな、きょういくというやつは。



今回のオーストラリアの幼児教育規定の改正では「個々の子供」の興味、感心、能力を全面的に支持することが求められている。


ストレングスベース、といって、以前はできないことをできるようにしよう、というのが指導の目標だったが、これはその反対で、
こういうことが出来るから、プログラムはできる事を中心に、そしてそれをさらに伸ばしてあげようという方向に。


更に、インテンショナルティーチングがどいうわけか戻ってきた。
ここ数年、指導者はあまり子供に教えこんではいけない風潮だった。でも、それじゃ、ダメだってわかってきただよね。大人が教えてあげなきゃわからない事はたくさんあるのだから、、、、放ておきすぎと心配だったよ。


幼児教育は大事と言われておきながら、実験的に色んな教育を試しているよような、、、、。



ところで、オーストラリアの幼児教育で私が一番日本と違うと思っているところは、環境の設定。
とにかく、様々な環境設定をするので、子供があっちこっち行って遊べる。絵を好きなだけかけるコーナー、立派なおままごとコーナー、パズル、積み木(これも立派なのが多い)、庭にも自転車類、砂場(ここには様々な遊び道具が)、スポーツの用具類、野菜畑、、、などなど。
先生は殆ど傍観者。設定したら子供任せ。少しだけお手伝いするだけ。だから、先生の声が鳴り響く日本の幼稚園とは全然違う。
どっちが良いかはわからないが、落ち着いた雰囲気があるような。


今頃になって、ちょっと教育の比較研究したら面白いだろうなと思う。予算の違いを見ると、どこに重点を置いているかわかるかな、とか。


つぶやきでした。