お風呂物語

時々、無性にお風呂に浸かりたくなります。シャワーで十分なのですが、たまーにとてもお風呂に入りたくなるのです。


日本にいたときは貧乏な学生時代(ポールの博士課程)だって、風呂には入りたいだけ入れた。


こちらに住むようになって、最初の貸家には風呂は無く、買った家の風呂は浅かった。水を一杯に入れても胸の下。
深い風呂に浸かりたいという思いもあって、お風呂のリノベーションをしたわけです。


ところが、深い風呂はあるものの、お湯が・・・・。


電気で沸かすお湯は暖められるお湯の量に限度があるので、使いすぎると、新たにお湯を沸かすのに、数時間かかる。
5人家族で、シャワーに入ると、ほとんど使い切ってしまうので、お風呂なんかにお湯を使えないわけです。
新しいお風呂でも、入ったのは数回。しかも、もったいなくてやっぱり水位は浅く、半身浴ばかり。


そして、ついに、先月”ガス”の湯沸しにシステムを変えました。


ガスがある限り、お湯は使えるのです。



やったー、と思ったものの、「ガスは高い」。


それで、やっぱりびくびくしてしまい、お風呂にたっぷりお湯なんて入れられないわけです。


しかし、ここのところ体が痛い(あああ、年取った証拠。テニスの後で筋肉痛が3日後からひどくなった)ので、今日は風呂に浸かる!!と決めて、お風呂にお湯を入れ始めました。



その途中で義理の家族から電話が。
長引く電話の途中で息子がお風呂を作っているのを発見。
「風呂にはいる!」といって聞かない。


だめー、それはママのお風呂だから!


と電話をしながら言っていたのですが、いつの間にか消えた息子。



次に姿を現した彼は、ずぶぬれ。(服のまま)
そして、にやーーっとやんちゃな笑顔。



電話が終わって風呂場に行くと、ぷりぷり怒りながら詠美がびしょぬれになった床を拭いてくれていた。


詠美「ママ、恵文が服のまま入ったから水が汚くなったからもう風呂には入れないよ。」と言う。


しかし、私は「大丈夫、入るよ!」といって、服についていたごみやら埃やらをすくい出して、そして。。。。。


やっと風呂に浸かったのだ


ここに、行き着くまで・・・なんて大変なんだ。(ここまで読んでくれた人もくだらない話をここまで長く書いてしまってすみません)



恵文はお尻をペンしてやったら、べそをかきながら寝入ってしまいました。



☆☆☆


ポールは一人で香港の立派なホテルに泊まって、ご満悦のようです。羨ましいわ。