子供たちは6時前に起きているらしい。そして出発の一番早いのがハンナ、8時のスクールバスに乗る。


8時半にポポ運転、ゴンゴン(風邪はほぼ治った)付添いの車が出発。まず詠美をすぐ近くのDuval High School、恵文をHobbit幼稚園(幼稚園に着いたとたんに泣いた、まだ完全に馴染んでいない。でも車を降りるときは無抵抗だった)、パパ(歯痛はほぼ治った)を大学で降ろす。あとは地理の勉強のためあちこち走り回って帰ってきました。
 家は今日もまた保育園になっていて子供たち3人がテラスでモーニングティーを楽しんでいました。自分の息子はよそに預けて、よその子供を預かるという、ちょっとよくわからない状況です。来てたのは2−3歳だけど、みな聞き分けのよい子達で協子は楽してる。顧客の一人に中東からの家族がいて(両親ともポールの大学の学生)、この親は連れてくるといって来なかったり、だまって約束に遅れて来たり、帽子(紫外線対策で帽子をかぶらせる規則がある)を持ってこなかったり、ちょっとここの社会の感覚にまだ合わないようです。でもそこの女の子はとてもおとなしくて扱いやすい。真っ黒な大きな目がかわいい。

 ポポとゴンゴンは美術館で昼食、見物、裏庭の鳥の観察など。地下の印刷機の博物館というのを覗いたら、たった一人で退屈していた館員の男の飛んで火に入る夏の虫になってしまいました。しっかりつかまえられて印刷機やタイプライターの歴史を詳しく聞かされ、出てきた時はどっと疲れが出た。また風邪がぶり返しそうだ。ところでアーミデールと印刷は特に関係ないのだが、なんでもシドニーの印刷会社の社長が収集していた古い機械が会社が買収された時に売りに出て、ここで買取ったのだそうです。
 二人の通学姿を出しますが、なぜかカニみたいに横に伸びてしまう(もしかしたらこのコンピュータだけの問題かもしれない)。実物はもう少しスマートです。


   (G)