べジマイト

べジマイトはオーストラリアの有名な発酵ペーストですが、家族の誰も食べません。
すごい独特な味がします。
でも、息子にはせっかくだから慣れてもらおうと、小さなビンを買って(買う時点で家族の猛反対が)今日のお昼ご飯にサンドイッチとして試して見ました。

サンドイッチだ〜い好きな彼ですが、やっぱ口から出してグチュグチュ手で丸めてました。


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今日は午前中ガーデニング
必死に雑草を抜いたり、苗を植える私の横で数回転んだ彼ですが、石や犬や葉っぱなどで遊んで満足。

以前勤めていた香港の幼稚園での話し。
2歳児クラスを作ってくれとの要望が多く、園長先生は2歳児クラスを開設。
園長先生、自分で始めたくせに、

「なんで親って2歳の子を幼稚園に預けたいんだろうね。私だったら海へ行ったり、公園へいったり、料理を一緒にして、いくらでも楽しく過ごすのになあ」とつぶやいていました。

その時、私は独身。なんの感想も浮かばなかったのですが、どういうわけか印象に残っています。

エイミを産んだあとは、あまりの活発さについていけず
「早く幼稚園に預けたい〜」
と思ったものです。

しかし、歳ってとってみるものですね。(まあ、気候や環境の違いもありますが)

エヴンと過ごす毎日は全く苦になりません。
まさに、園長先生の考え方と同じ。
ちょっと外に一緒に出てみるとか、そこら辺のガラクタを与えるとか、いくらでものんびりと日が過ぎていけます。

こういうまったりした日々を過ごせるのはいいね。ばあさん風子育てだね。

ここ数日夜泣きも収まっている。(やっぱ暑かったからよ)

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母親というのは子どものことを考えて、ぶつぶつ言ったり、あせったりするのが、楽しいところだと思うのです。
今、親が悩んだところで、子どもにしてあげられることは実は多くないのもよ〜く知っています。
それでも、今思っていることを後で読んで「そんことを考えていたな」と思い起こせるために、、、、、。(前置き)

最近、エイミの中学校進学について考えている。
現在5年生。来年2月から6年生。あと一年で高校。
中学校は中高一貫教育。試験なしで、近所のDハイスクールへ行くことができる。

しかし、公立のDハイスクールは「特別クラス」というのがあって、優秀な子が入れることになっている。入るにはテストを受けるが、それプラス、学校での活動なども評価の対象。

オーストラリアというのは、本当に色々な家族が存在していて、その違いは日本以上。
いい子も勿論いますが、乱暴な子もたくさんいます。

特別クラスに通っている子どもを持つ友人に色々聞くと、ほんと、いい感じなんだわ。

特別クラスは勉強がどうとか、というよりは、「善良な子ども」が比較的多いという意味で、私はエイミも入れたらいいだろうな、と思っているが、入れる可能性は????

Dハイスクールより更に近いのがPLCという私立の女子高。歩いて3分。
いい雰囲気の学校と評価が高い。
ああ、ここに入れたら一番いいんだよね、、、と学費を調べてみたら一年で1万4千ドル。(140万円ぐらい)げっ、、、高すぎ。6年いったら8万4千ドル。ハンナも行ったら・・・(汗噴出す) (後日談。PLCに子どもを通わせている友人に会って、聞いたところ、学費以外に5,6千ドルほど諸経費として取られるそうだ)
誰が、どんな職業の方々が、そんな余計なお金をもっているのでしょうか??? 
成績がいいと奨学金もいただけますが、半額ですから。


自分の中学時代を考えてしまいます。実は、ものすごく中学校が嫌いでした。
友達もたくさんいたし、スポーツもやって、きっと中学校生活を満喫しているように見えたでしょうね。

でも、あの先生たちの態度が大嫌いだった。
ちょっとでも反抗的な生徒がいるとリンチに近い形で頭をこついたり殴ったりしていたのを思い出します。
女の子達の難しい関係も疲れるしね。
(あの頃の一番の心の安らぎはバレエの教室だったよ)

高校へ行って、周りの子たちがすごく物腰が優しく、先生たちも寛容で、自分らしくしていても安心な感じがして、高校が大好きだった。

ポールも実は、高校時代にアメリカに留学して(超金持ち学校へ)人生がいい方に変った、と今でもその道を可能にしてくれた親に感謝している。

そんな私たちですから、子どもにはいい青春時代をすごしてもらいたい、との思いが強い。
いい友達、いい知的な刺激、安全な環境。

結局どうなるのかな。
どうにかしかならないけれど。

ちなみにはんなは大分前から親友の行くAハイスクールに行くと宣言しています。

「3年生だからまだ、決めるのは早すぎ!」

と言うのに、いっつもしつこく、「Aハイスクールに行ってもいいでしょ」とお願いされます。

さあ、それこそ、どうなるかわかりません。