子どもの教育問題

昨日、詠美がやっと九九ができるようになったと書きましたが、それに関して。

日本や他の国で育っていたら、多分

「10歳になってやっとできるようになったのか!ぜんぜん偉くないぞ!」

とけなされるところですが(実際私は心の中でそう思ってしまう)、ここでは公文の先生などから大変良く出来ました、と誉めていただきました
こうして、幼い頃から、誉められて育つのでセルフエスティーム(ばかり)が高くなる。

*****

ちょうど、同じ日、ポールの中国人の同僚との会話。

「娘さん、10歳なら、そろそろ急いで私立の学校に入れたほうがいいよ。アーミデールの公立なんて勉強のレベルが低いから大学入るとき大変だよ」

とのアドバイスをもらう。

ポール「私立に入れるお金ないよ。」
彼「がまんするんだよ。食べないとかして。シドニーではみんな塾にも行かせてるんだぞ。」
(みんなってのはどうかなあ)

彼は娘と妻をシドニーにおいて単身赴任。娘さんのためにたくさん犠牲を払ってきたんでしょうね。やっとその実が実って、今年優秀な成績で大学に入学。

****

すごいコントラストです。
彼らの価値観にも一理あります。

あせるべきでしょうか???


しかしなあ、全然そんなことやる気ないです。
そんな疲れること、できそうもないから。