昨日、詠美がやっと九九ができるようになったと書きましたが、それに関して。
日本や他の国で育っていたら、多分
「10歳になってやっとできるようになったのか!ぜんぜん偉くないぞ!」
とけなされるところですが(実際私は心の中でそう思ってしまう)、ここでは公文の先生などから大変良く出来ました、と誉めていただきました。
こうして、幼い頃から、誉められて育つのでセルフエスティーム(ばかり)が高くなる。
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ちょうど、同じ日、ポールの中国人の同僚との会話。
「娘さん、10歳なら、そろそろ急いで私立の学校に入れたほうがいいよ。アーミデールの公立なんて勉強のレベルが低いから大学入るとき大変だよ」
とのアドバイスをもらう。
ポール「私立に入れるお金ないよ。」
彼「がまんするんだよ。食べないとかして。シドニーではみんな塾にも行かせてるんだぞ。」
(みんなってのはどうかなあ)
彼は娘と妻をシドニーにおいて単身赴任。娘さんのためにたくさん犠牲を払ってきたんでしょうね。やっとその実が実って、今年優秀な成績で大学に入学。
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すごいコントラストです。
彼らの価値観にも一理あります。
あせるべきでしょうか???
しかしなあ、全然そんなことやる気ないです。
そんな疲れること、できそうもないから。