ハンティング ドッグ?

車、大好き

マーカスはお坊ちゃま犬だと思っていた。
新しい人を見てもすぐおなか出して降参してしまうし、
虫も殺さぬかわいい顔してるし。
子供たちとも抱き合ったり、ぺろぺろ顔をなめたり、べったりである。


昨日、3人でお昼ご飯をデッキに出て食べていた。
普通ならすぐ現れるマーカスがしばらく顔を出さない。


やっとデッキにやってきた。



「ぎゃ〜〜〜〜!」 (私)


 「きゃーー!」 (詠美)


「わ〜〜〜!」 (はんな)


マーカスは得意げに鳥の死骸(大)をくわえてやってきたのだ。
私たちのあまりにも大きな叫び声に彼も ボトっと
獲物を落とし、デッキから逃げ出した。


少し離れたところで、騒ぐ私たちを見て、どう対処したものか??と彼も困惑気味。


「せっかくの獲物を見せてやったのに、なんだよこれは!?」

とクビをかしげる彼であった。


死骸は午後いっぱいデッキに放置された後、嫌々ながらポールが処理してくれました、とさ。